平岩親吉の姓『平岩』の起源となる射割石が、こちらにあるとのことで行ってきました。
場所は、愛知県額田郡幸田町にある八百富社の中。
こちらは見どころ満載スポットです!
平岩射割石
駐車場が分からずウロウロしておりますと、近所の方が公民館の北側(土地改良碑奥)へ停めたら良いのではないかと教えてくださいました。
角に【坂崎陣屋跡徒歩1分】の看板が見えました。お目当ての射割石もそちらなので先を進みます。
眩しいくらいの緑に囲まれた八百富神社。
その入口に、ありました。
これがその『射割石』。
平岩と射割石
この平らな大石(片岩)は、幸田町大字久保田字平岩に、昔から存在したといわれる「平岩と射割石」の一部である。
坂崎に生まれ、若い時から家康に使えた勇将で、後に尾張の犬山藩主(12万3千石)平岩親吉の先祖氏重が、松平信光に従い坂崎の城主となった時、この名石に因んで「平岩」を名のったといわれている。この石は、明治40年、平岩の地に用水池が造営され、池のえん堤にあったため取り除かれることとなり、その頃、坂崎の耕地整理が実施され用水路の橋材に適すると言うので、これを割って利用されてきた。
今回、坂崎区のほ場整備が完工し不要となったので、ここにまとめて永く保管することとした。
幸田町教育委員会
名石と讃えられ、平岩姓の由来ともなった石。
時代の変化と共に撤去され、橋の材料として割られ活用されるも後に不要となり、その一部をここに保管されることになったという波乱万丈な人生ならぬ石生。
形は変われども、今も残り、目にすることができるこは凄いことなのかもしれませんね。
石にもドラマチックな歴史あり。天晴れ!