2019年1月19日~20日に、三重県の伊勢鳥羽へ行ってきました。
城巡りの前に、御札をもらいに、伊勢神宮の外宮と内宮へ参拝。
食いしん坊の私は、いつも駐車場から”おかげ横丁”を通って向かうのですが、今回は、”五十鈴川”沿いに歩いて向かいました。
その水が綺麗で幻想的で。
たまにはルートを変えるのもアリですね♪
迫力満点の石垣 田丸城跡
「1336年の南北朝時代の北畠氏から始まり、田丸氏、織田信長の二男(信雄)、藤堂高虎、久野氏などが主な城主。
中世城郭と近世城郭の遺構を併せ持ち、様々な石積の石垣が見られる」そうです。
中世と近世?
遺構を併せ持った?
まぁ細かいことはわかりませんが、とにかく古い城跡のようです。
見学記録
上の地図の赤い点線を、私達は歩きました。
そこで撮った写真を順を追って紹介します。
(1) 富士見門
明治から残ってる富士見門。
なんだか味があります。
道を挟んだ向かい側には、蓮池跡。
ここも夏には、蓮の花が咲くのかな。
(2) 三の丸跡
玉城中学校前の駐車場に、数台停められます。
教育委員会が出しているパンフレットでは、中学校の駐車場もPマークがあったから、もしかしてそっちも停めていいのかな?
ちなみに私達が行った1月の土曜の学校前駐車場は、私達の車一台だけでした♪
玉城中学校は三の丸跡。
城跡で勉強できるって、貴重な体験ですね。
私がここの学生なら絶対自慢しちゃうな。
(3) 本丸虎口
本丸虎口を抜けると、
石垣ドドーン
石垣映え☆
向こうに見える白い物体は一体 (・・?
天守閣はないって聞いてたけど?
石垣にイルミネーションの線が…昼間は残念な感じが否めない。
ゴツゴツ味のある石垣。
石に話しかけたくなります。
(4) 北の丸跡(城山稲荷神社)
鳥居がズラッと並んでいました。
(ご利益あるかな)下心隠しつつ、とりあえずお参り。
(5) 天守跡 本丸へ
さっき、遠くから見えた白い物体の正体。
模擬天守工事中?
裏から見ると、足場。
(これから工事でも始まるのか?こりゃネタになるな)と思っていたら、
店長「イルミネーション用の箱だな」
な~んだそういうことか。
店長「ねぇねぇちょっと来て。あれ見て」と、指差す先には長いはしご。
店長「簡単に侵入できるね」と、嬉しそう。
男はいくつになっても、心は少年である。
のどかな眺め。心が和みます。(カッコン)
ふと、脇の記念樹へ目をやると、小和田大先生の名前が!
講演記念に植樹したようです。
へ?1月なのに花が咲いてる?
と思った花は、イルミネーション。(・∀・;)
1月いっぱい、イルミネーションされてるみたい。
夜は、どんな感じなのかいろんな意味で気になるわ。
(6) 二の丸跡
本丸跡をぬけ二の丸跡へ。この抜け感!(は是非現地で)
遠目から見た二の丸跡。結構な高さです。
近くから見た二の丸跡。
中学校のグラウンドが一望。
野球部の元気な掛け声。
カキ~ン カキ~ン
青春っていいなぁとしばしふける。
下を見ると・・・ヒャァ~ッ
何かの碑。はて?
ところどころ解説案内板があるといいのになぁ。
(7) 富士見台跡
これが野面積みかぁ。(と帰ってから知った私。)
「大小の自然の石を積み上げた、原始的な石垣で。隙間やデコボコがあるため、敵に登られやすいという欠点はあるものの、排水の面では優れ頑丈。」なのだそう。
荒々しさが何となくブルッときた。
目を離すと、すぐどこかに行っちゃう店長。
(8) 二の丸虎口跡
↑ 続日本100名城公式ガイドブックにも、このショットが載ってたので、ココ写真スポットです。
店長「ん?石垣が崩れた跡か?木もずり落ちているような。」
(なるほど~。そういう見方があるのか。斜めに立ってこの木の踏ん張り具合凄いなと私。視点をもう少し変えねば。ちょっと恥ずかしい…)
確かに大きな石もゴロゴロとしてるわね。
再びスタート地点へ
中学校の門柱は、旧田丸実業女学校(1929年当時)の校門に使われていたものでそうです。
今が2019年なので、およそ90年前のものですね。
(ス) スタンプ設置場所(村山龍平記念館)
玉城町役場の道を挟んだ向かい側に、スタンプ設置場所があります。
村山龍平記念館です。
バスで行かれる方は、ここで降りるとスムーズですね。
1時間に一本あるかないかですので、帰り時間要チェックです。
(9) 大手門橋
つがいの鴨がいました。
仲良しで、かわいいカップル。
(10) 四季折々の表情
こちらの内堀では、蓮の花が見られるそうです。
(7月~8月の午前中が見頃)
※夏場は城内に草が生い茂るようなので、虫よけされると安心ですね。
梅(2月~3月)
桜(3月下旬~4月上旬)
ライトアップ(桜の開花時期:日没~22:00)
季節ごとに、違った自然を楽しめそうです。
これから行かれる方、気をつけて!
実は今回、田丸城へ行く際に、鳥羽市の田丸城跡の方へ行ってしまいました。
そちらにはもちろんスタンプ設置場所はありませんので、お間違いなきよう。
それにしても『田丸城』で検索しようとして、グーグルマップでトップに出てくるのはいただけない。
早速グーグルさんに、間違いをお知らせしておきました。(店長が)
私達と同じ過ちをする人がいなくなりますように・・・
この鳥羽市の田丸城跡は、正式には『田城城跡』らしいです。
九鬼家の居城だったんですね。
これもある意味、面白い出会いとなりました。
そして今回もやってしまいました。(汗)
スタンプを先にもらって、そこで資料を確保してから城廻りをすると決めた筈なのに・・・。
城巡り新参者の私はいつも感覚任せ。
反省反省。
次回は覚えていよう。
地形図
お城情報
名称
田丸城(たまるじょう)
別名
玉丸城(たままるじょう)
城地種類
平山城
築城年代
延元元年(建武3年・1336年)
築城者
北畠親房
主な城主
織田氏
田丸氏
稲葉氏
久野氏
所在地
〒519-0415 三重県度会郡玉城町田丸
電話
0596-58-8212(玉城町教育委員会)
開城時間・休城日
該当なし
入城料
無料
スタンプ設置場所
村山龍平記念館
(平日9:00~19:00、土日祝9:00~16:30、休業日:年末年始、特別展示の前)
アクセス・駐車場
JR参宮線「田丸」駅から徒歩約10分
※私たちが見学した時の情報です。
最新情報と異なる可能性がありますので、公式情報等をご確認ください。