見学記録
佐々成政 生誕の地
2019年3月9日(土)
愛知県名古屋市の西区にある、比良(ひら)城址へ行ってきました。
佐々成宗が築城。
成宗の子、佐々成政(さっさなりまさ)の生誕の地でもあるようです。
ピンクのマンションの通りを進むと、
すぐ、右手に比良城址。
今現在は【光通寺(こうつうじ)】になっています。
とは言ってもこのお寺、30代のご住職さんが24代目を継がれているそうですので、とっても歴史のあるお寺なんですね。
私達が行った日は、ちょうど法事かなにかで、檀家さんが大勢みえました。
車は6台ほど停められそうですが、檀家さんや参拝者の方優先というところでしょうか。
入口に比良城の解説板。
『比良城跡』
比良城は、天文年間(1532~1555)に佐々成政の父成宗が築いたもので、東西68メートル、南北72メートル、二重堀が周りを囲んでいたといわれる。
北は庄内川を臨み、清州城を守る重要な城であったが、天正3年(1575)廃城となった。
成政は織田信長の家臣で、朝倉攻め、長篠の戦などの功により、越前(福井県)小丸の城主となり、その後、越中(富山県)に移った。
天正15年(1587)肥後(熊本)の領主となった。
本堂の左側(お墓)の一番奥に石碑があります。
これは灯籠っていうんですかね。
よく見るとハートが刻まれてるんです!
これは可愛すぎて、テンション上がりました。↑↑
石碑の左隣にある、少し古びた石碑?お墓かしら。
横を拝見すると、早川姓が刻まれていました。
そう言えば、早川という名字は、佐々成政の末裔にあたると、どこかで見たような。
樹齢400~500年 銀杏の木
お寺のお庭には、こんなに立派な銀杏の木が。
店長とボーッと銀杏の木を見上げていると、後ろから声がしました。
「立派な木でしょう。樹齢400年位上はあるって聞いたよ。ここ最近は実も小さくなってきちゃったんだけどね。」と、通りすがりのダンディな檀家さんが、お話してくださいました。
調べると樹齢400年とも500年とも言われているようです。
ということは?
佐々成政もこの銀杏の木を見ていたかもしれない!?
このぎんなんを食べていたかもしれない!?
わぉ!!
そう思って見ると、この銀杏の木の存在感や凄みが更に増すようです。
小耳に挟んだ情報
そうそう!
その檀家さんが教えてくれたんですが、この近くにある蛇池(じゃいけ)という所で、もうすぐお祭りがあるとのこと。
蛇池って、信長が大蛇探しをした池ですよね。
池で、お櫃(ひつ)を浮かべて、赤飯を乗せて流す?
祭りの由来を教えてくださったけど、詳細は忘れてしまいました。(^^;
親切にいろいろ教えてくださったご縁を受け、私達もそのお祭りに行ってみたいと思います。
2019年4月14日(日)蛇池公園にて。
調べると16時頃がそのお櫃流し?の時間らしいです。
地形図
お城情報
名称
比良城(ひらじょう)
城地種類
平城
築城年代
天文年間(1532~1555年)
築城者
佐々成宗
主な城主
佐々成宗 佐々成政
住所
〒452-0802 愛知県名古屋市西区比良3丁目501(現在は光通寺)
電話
052-501-5752(光通寺)
開城時間・休城日・入城料
該当なし(石碑のみのため)
アクセス・駐車場
東海交通事業城北線「比良駅」から徒歩約3分
※私たちが見学した時の情報です。
最新情報と異なる可能性がありますので、公式情報等をご確認ください。