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刈谷市歴史博物館(鬼日向の戦とまちづくり)

目次

見学記録

2019年4月7日(日)
刈谷城と共に、刈谷市歴史博物館へ行ってきました。
2019年3月24日にオープンして間もないこともあり、多くの人がみえました。
綺麗で見応えも十分な歴史博物館が、入館無料!
さすが刈谷市。

刈谷市歴史博物館

駐車スペースも広々としており、どっしりとした建物に期待感アップ。

刈谷市歴史博物館

2019年5月19日(日)までは、『初代刈谷藩主 水野勝成展』が開催されています。

刈谷市歴史博物館

エントランス。

刈谷市歴史博物館

1階 お祭りひろば(祭り展示室)

2階建ての史料館。
まずは1階のお祭りの展示室へ。

刈谷市歴史博物館

私も若かりし頃、一度見に行った記憶があります。
お祭りの名前は、『万燈祭り(まんどまつり)』。
竹と和紙で出来た張りぼて人形(重さ約60キロ)を、一人で担いで笛や太鼓に合わせて舞うのだそうです。
万燈を担ぐ体験コーナーもあります。
ぜひチャレンジしてみてください。

刈谷市歴史博物館

江戸中期頃から始まったとされる『大名行列 山車祭』の山車(だし)も迫力あります。

1階 エントランス 通路

入口向かって左のゾーンは、受付、講座室(歴史アニメ上映)など学習エリアです。
通路に歴代刈谷藩主の家紋が、壁に飾られていました。

刈谷市歴史博物館

こんな感じで、壁に埋め込まれています。

刈谷市歴史博物館

[st-midasibox title=”水野家【丸に抱き沢瀉】” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

(まるにだきおもだか)
初代藩主は勝成。
後に備後福山、下総結城と移り、幕末まで存続。

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刈谷市歴史博物館

[st-midasibox title=”水野家【丸に立ち沢瀉】” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

(まるにたちおもだか)
初代藩主は忠清(勝成弟)。
後に三河吉田、信濃松本、三河大浜、駿河沼津と移り、幕末まで存続。

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刈谷市歴史博物館

[st-midasibox title=”深溝松平家【重ね扇】” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

(ふこうずまつだいらけ・かさねおうぎ)
初代藩主は忠房。
後に丹波福知山、肥前島原、下野宇都宮、肥前島原と移り、幕末まで存続。

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刈谷市歴史博物館

[st-midasibox title=”久松松平家【星梅鉢】” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

初代藩主は定政。
後に改易。
子孫は旗本として幕末まで存続。
(写真なし)

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[st-midasibox title=”稲垣家【抱き茗荷】” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

(だきみょうが)
初代藩主は重綱。
越後三条より入封。
後に下野烏山、伊勢鳥羽に移り、幕末まで存続。

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刈谷市歴史博物館

[st-midasibox title=”阿部家【丸に左重ね違い鷹の羽】” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

(まるにひだりかさねちがいたかのは)
初代藩主は正春。
上総大多喜より入封。
後に上総佐貫(かずささぬき)に移り、幕末まで存続。

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刈谷市歴史博物館

[st-midasibox title=”本多家【丸に立ち葵】” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

(まるにたちあおい)
初代藩主は忠良。
越後村上より入封。
後に下総古河、石見浜田、三河岡崎と移り、幕末まで存続。

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刈谷市歴史博物館

[st-midasibox title=”三浦家【丸に三つ引両” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

(まるにみつびきりょう)
初代藩主は明敬(あきひろ)。
日向延岡より入封。
後に三河西尾、美作勝山(みまさかかつやま)移り、幕末まで存続。

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刈谷市歴史博物館

[st-midasibox title=”土井家【八本柄杓水車紋】” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

(はっぽんびしゃくすいしゃもん)
初代藩主は利信。
下総古河藩土井家の分家。
三河西尾より入封。
以後、幕末まで存続。

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刈谷市歴史博物館

2階 歴史ひろば(常設展示室)

2階は撮影禁止でした。
城のジオラマやAR体験などもできるようです。

刈谷市歴史博物館

2階 企画展(水野勝成展)期間限定ゾーン

ここが一番見たかったところです。
撮影禁止のため、載せられないのが残念です。

刈谷市歴史博物館

↓展示物や解説が乗っている冊子を購入しました。(定価¥800)

刈谷市歴史博物館

先日新聞にもありましたが、加藤清正に朝鮮出兵を命じた、秀吉の朱印状も掲載されていました。

刈谷市歴史博物館

[st-midasibox title=”清正宛て 秀吉の朱印状” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]

愛知で発見 1592年の朝鮮出兵命じる

豊臣秀吉が1592年の朝鮮出兵(文禄の役)の際、重臣の加藤清正に出兵を命じた朱印状=刈谷市歴史博物館=が、愛知県刈谷市の寺で見つかり、同市歴史博物館が28日までに発表した。
同博物館で4月2日から21日まで公開する。

博物館によると、朱印状は縦21.5センチ、横125.5センチ。
直径3.5センチの朱印が秀吉の他の書状と一致していることや、他と同じ高級和紙の大高檀紙を使っていることなどから実物と判断した。

3月23日の日付で「(第1陣の)小西行長らに朝鮮出兵を命じたので、おまえも出陣せよ。異国の者はそんなに強くないと思って、決して油断はしないように」と伝えているほか「先に行った者たちが道中で詰まっているので25日に(自分が)出陣する。城の守りを固め、皆で相談してつつがなく進めるように」との指示も記されている。

加藤清正は熊本藩主となったが、家が断絶したため資料が散逸していた。
朱印状は江戸時代に刈谷藩士が入手したとみられ、子孫が昨年、菩提寺にあった資料を博物館に寄贈していた。

博物館の長沢慎二学芸員(35)は「秀吉の出陣予定など、朝鮮出兵時の各大名の動向が詳しく分かる貴重な史料だ」と話している。

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プチ情報

『水野勝成展』2019年5月19日まで

刈谷市歴史博物館

刈谷城現況対照図は ここでもらえる

今と昔の地図を重ねて見られてとっても便利。
この地図は、受付でいただきました。
(表)

刈谷市歴史博物館

(裏)

刈谷市歴史博物館

刈谷市歴史博物館の自動販売機

刈谷市歴史博物館

『血槍三代』早乙女貢著

宮城谷昌光著『古城の風景7 桶狭間合戦の城』の文中に、著者おすすめの書籍として紹介されていました。
「波乱万丈とはまさに勝成の生涯であり、この小説は無類におもしろかった。」とのこと。
次に読む本が決まりました♪

施設情報

名称

刈谷市歴史博物館(かりやしれきしはくぶつかん)

オープン日

2019年3月24日(日)

所在地

〒448-0838 刈谷市逢妻町4丁目25番地1

電話

0566-63-6100

開館時間

9:00~17:00

休館日

月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
祝日の翌日
年末年始

入館料

無料

アクセス・駐車場

【駐車場】81台(身障者用駐車場3台)午前8時45分から午後5時15分まで
【JR電車】JR東海道本線「逢妻」駅下車、南口から徒歩約15分
【名鉄電車】名鉄三河線「刈谷市」駅下車、徒歩約15分

※私たちが見学した時の情報です。
最新情報と異なる可能性がありますので、公式情報等をご確認ください。

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この記事を書いた人

歴史初心者だからこそ気になるポイント、初めて出会う感動、少しずつ理解が深まる喜びなどを、私目線で気ままにつぶやいてます♪

三河生まれ尾張在住
好きなことばは『三河武士』
ディライト・グッズ副店長 & Web屋助手

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